ポッホハマー記号と多項式 公開日: 1/21/2020 無限級数を超幾何級数で表すには、nの多項式をポッホハマー記号を用いて書き直す手続きが必要である。 今回は、ガンマ関数を経由して多項式をポッホハマー記号で表す方法を紹介する。 ポッホハマー(Pochhammer)記号 a∈C,n∈Zに対し、 (a)n:=Γ(a+n)Γ(a)で定める。 n+aをポッホハマー記号で表す。 ガンマ関数の性質 z⋅Γ(z)=Γ(z+1) を用いて多項式をうまくポッホハマー記号だけで表したい。そこで分母分子にΓ(n+a)を掛けてみると、 n+a=(n+a)⋅Γ(n+a)Γ(n+a)=Γ(n+a+1)Γ(n+a)=Γ(n+a+1)Γ(a+1)⋅Γ(a)Γ(n+a)⋅Γ(a+1)Γ(a)=(a+1)n(a)n⋅Γ(a+1)Γ(a)=a⋅(a+1)n(a)n を得る。 これを用いると、無限級数を超幾何級数で表せて、そこから一般化出来たり、様々な変換公式を利用することが出来ることがある。 Tweet コメント
コメント
コメントを投稿